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研究者のリアルを聞く・知る・学ぶ

10​サイエンスコミュニケーションウェビナー

​ 生物に学ぶコンピューターシステム 

6/18 () 14:00-15:00

参加費無料・ZOOM

*登録してもメールが届かない場合はまず迷惑メールを確認して頂いてから、

​再度参加登録するのではなく、こちらのメールアドレス

(cdsfr.2021@gmail.com)までご連絡下さい。

研究者を夢見るあなたへ

研究や研究者の世界をチラ見してみたいあなたへ

自分のやりたい事が実はまだ見つかっていないあなたへ

当団体CDSFRが開催しているサイエンスコミュニケーションウェビナーシリーズでは、プロの研究者の方々をお招きし、ご自身の研究内容をシンポジウムで発表されるような深いところまで(ただし事前知識のない方にもお楽しみ頂けます)お話しして頂き、加えて研究とはどんなものか、研究者としての人生はどんなものかを1時間たっぷりと語って頂きます。

最後には直接質問ができるコーナーも設けております。

プロの研究者の方々からお話を聞き、直接質問もできるといった機会は

ほとんどの人にとって滅多にない事のはずです。是非この機会を逃さずご参加下さい!

今回の登壇者

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北村 章教授

大和大学理工学部情報科学専攻

今では当たり前のことの一つに、車のナビゲーションシステムがあります。目的地をインプットすると最短距離や最短時間で到達するルートを、あっという間に教えてくれます。この最適ルートを求める問題は、応用数学の分野では「システム最適化」や「探索」と呼ばれる領域に属しています。

一方、生物は、限られた組合せの中から様々な子孫を作り、その時の環境に最も適合した種を残すことで命を繋いできました。これは、生物に内在するは「遺伝メカニズム」という素晴らしい最適化の能力に依るものと言えます。これをナビゲーションシステムに当てはめると、目的地に至る膨大なルート(遺伝子座)の中から有力な候補を選び(交差や突然変異)、そこから最短距離や最短時間(環境=目標)を可能にする最適なルートを決定する(子孫を残す)ことに対応しています。この最適化の手法を「遺伝的アルゴリズム」と言って、様々な分野の最適化問題に適用されています。

一見、「生物」と「システム科学」は関係が遠いように思えますが、近年の人工知能の分野では、人や生物に学ぶ「学習」や「認識」に関する研究論文が数多く公表されています。

今回のセミナーでは、人や生物に学ぶシステム技術、さらには人とコンピュータシステムの連携や協調についてお話ししたいと思います。
 

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村中千尋

​第10回司会進行役

私は仕事にしたい!と言うほど強い興味を惹かれるものがなかなかなく、あまり考えないまま高校生まで進学して来ましたし、同じような方も多いと思います。先生に色々調べたらいいよ。などと言われてもどう調べていいのかもよくわかりませんでした。
ほとんど消去法のような形で絞り込んだ工学部の中で、さらに学科を絞らなくては、となった時、幸運なことにセキュリティエンジニアという興味を持てる職業を見つけることが出来ました。そしてそれをきっかけにデータサイエンスなど情報工学という分野を知って、どんどん興味の幅が広がって行きました。
少しでも興味のあるものを見つけてしまえばこっちのものです。
初めての司会進行役で緊張していますが、「あ、ちょっと面白いかも」 など皆さんの何か興味を持てるものが見つかるきっかけとなれれば幸いです。
もちろん興味があるからこそ見に来て下さった方も存分に研究の世界を堪能してください!

​タイムスケジュール

14:00-14:03  開会のご挨拶

14:03-14:45  北村教授からご研究のお話

14:45-14:52  パネルディスカッション

14:52-14:58  質問コーナー

14:58-15:00  閉会・お知らせ

*パネルディスカッションについて:

ご参加登録時のアンケート内に、パネルディスカッションにて取り上げる質問のリクエストをお聞きし、回答結果をもとにプログラムを構成しております。また、アンケート回答後に抱かれた質問等は、当日の質問コーナーにてご自身でご質問ください。

*その他、当プログラムについてのご質問などがおありの場合は

cdsfr.2021@gmail.com​までお問い合わせ下さい。

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